子供の頃は 太陽の下で思いっきり遊んだり
部活に勤しんでいたのに、
大人になった現在は
太陽=紫外線 のイメージが強く
できるだけ屋外での活動を控えている女性も
多いのではないでしょうか…
私自身が中高生の頃を振り返ると
夏は肌が真っ黒 (笑)
赤くならずにすぐに黒くなるタイプで、
社会人になってアパレルの仕事をしている時は
出勤時にしか太陽の下を歩いていないのに、
「いいね〜海行ってきたの?」と聞かれる始末 (笑)
しかも日焼け止めに 日傘までさしてるのに
どういう事?!
日本では「美白」信仰 が強く、
すぐに黒くなる肌が好きになれない時期もありました…
そんな中、
学生の間にオーストラリアに何回も行ったことで
価値観が変えられ、
肌が黒くなること・美白すること は特に気にせず
上手に太陽・紫外線と付き合えるようになりました!
太陽にはメリットもたくさん!
避けてばかりいると知らず知らずのうちに
マイナスに働いているかもしれません
今回は 上手に紫外線から肌を守る方法をとりつつ、
太陽のパワーを味方につけて
生き生きと過ごせるようにメリットも押さえていきます♪
お日様パワーの【メリット】
植物も多くの動物も、
基本的には太陽に当たらないと弱っていくように
人間にも太陽の光は重要です◎
「日照時間」と「鬱」は関係性が深く
季節性うつというものもあり、
日照時間の短い北欧では多くみられます
日照時間が短くなる秋〜冬にかけて
気分の落ち込みや倦怠感、
食欲の減退、常に眠い 等の症状がありますが
日照時間が戻ってくる3月頃から回復するというもの
人間は 心も身体も、
太陽の影響を深く受けていることがわかります
【セロトニン】の分泌
「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニン
目の網膜で太陽の光を感じると
脳でセロトニンが作られます
(目から光を感じることが重要!)
先にも述べたように、
鬱と日照時間に関係性が深いのは
この「セロトニン」の存在が大きい!
自律神経のバランスを整え、
ストレスや イライラへの耐性が強くなり
気持ちを前向きにしてくれます
(うつ病の人は、このセロトニン数値が低い傾向にあるともいわれています)
また、日中に作られたセロトニンは
夜には「メラトニン=睡眠ホルモン」に
変えられ、
その量が多ければ多いほど
眠りの質が上がっていきます!
質の良い睡眠のメリットは書くまでもないですね
細胞の代謝機能も高まるので美容効果もあり、
食欲に関するホルモンのバランスも取れるので
肥満防止にもつながります◎
朝起きたら、まずカーテンを開けて陽の光を浴びましょう
一度は聞いたことがあるフレーズのはず…
これは体内時計がリセットされ、
活動モードのスイッチがONになるからです
このスイッチが押された14〜16時間後に
メラトニン(=睡眠ホルモン)が分泌されて
眠くなるというわけです
朝きちんと陽を浴びることが、
その日の睡眠にまで影響するということです!
【ビタミンD】の生成
陽を浴びてビタミンDが生成されると
聞いたことはありますか?
基本的にビタミンは体内で作れないので
食事から摂るしかないのですが、
このビタミンDに関しては太陽の光が
肌に当たることによって、体内で生成されます!
セロトニンは網膜から陽の光を取り入れることで
生成されていましたが、
今度は紫外線の中の UV-Bが肌に当たることで
つくられるということです
UV-Bは 皮膚がヒリヒリと炎症を起こす要因です
「浴びたくない」と思ったそこのあなた (笑)
ビタミンDをつくるという意味では
手のひらに当てるだけでも良いらしい♪
(少しハードルが下がりますね♡)
日中の厳しい日差しを避けて
朝や夕方の陽の光を活用し、
最低でも15〜20分浴びるのが効果的です
実はビタミンDは「ビタミン」とついているものの、
「ホルモン」に近い働きをするので
免疫力を高める作用があります!
風邪や病気の罹患率が下がったり
アレルギーの抑制にも一役買ったりと
さまざまなメリットがあります♪
また、ビタミンDはカルシウムの吸収を助け
丈夫な骨を保つために欠かせないものです
強い骨や筋肉を維持し、
健やかに歳を重ねるためにも大切なビタミンDだからこそ
太陽の光を浴びる重要性がよくわかります
ちなみに UV-Bは窓を通過しません
屋内にばかりいると
ビタミンDがつくられにくい状態になってしまいます
紫外線ブロック
とはいえ、
紫外線は皮膚ガンの要因にもなりますし、
シミ・シワだって気になります!
セロトニンも
太陽を浴びたら 浴びただけ分泌されるわけではなく、
疲れを感じたら減り始めるので
浴びすぎにも注意が必要◎
では、セロトニンや ビタミンDの恩恵を受けつつ
上手に付き合うにはどうしたら良いのでしょうか
日焼け止め
夏だけ紫外線対策を頑張る!
という方もいるかもしれませんが、
3月頃から急激に強くなることを知っていますか?
5〜7月がピークといわれています
でも 日焼け止めって塗るのが面倒臭かったり、
塗った後の肌が嫌だ という方も多いですよね
私の場合は、洗顔後のスキンケアの一環にして
習慣化させてしまいました!
首まで毎日欠かさず塗っています
実は首まで塗れるようになったのは割と最近で、
以前は首に塗っても室内に入ったら
シートで落とすくらい塗った後の肌感が嫌いでした!
でも首って年齢出るから塗りたいんだよなぁと
日焼け止め迷子だったところ
自分に合うものを見つけることが出来たので
メイクは 削ぎ落とされてシンプルになりましたが、
日焼け止めはそのベースとして
しっかりと 塗っています
私の中で 衝撃だったのが、
SPFやPAといった数値の測定方法は
1平方cmに2mg塗布して測られたもの
絶対にそんなに塗れないし、塗ってない! 笑
* ほとんどの人は試験の4分の1程度の塗布量といわれています
なので、数値にこだわるよりも
紫外線吸収剤不使用など肌に負担が少ないものを
こまめな塗り直したり
重ね塗りすることを おすすめします◎
ちなみに私が首まで塗れるようになった日焼け止めはコチラ↓
blanche etoile(ブランエトワール)日やけ止め乳液(PHYTO ESSENCE UV MILK 50+)
ささっと重ね塗り、塗り直ししたい時はコッチ↓
UV フェイスパウダー(MULTI DEFENSE POWDER UV)
これはもう本当に ただ薦めたいだけ(笑)
肌の保水力
日焼けどめでブロックすることも必要ですが、
基本は肌の水分量をしっかり保つ
日焼けや外部刺激に対しての
バリア力が高まります!
体の中から潤い
どれだけスキンケアをしても乾燥する人は
単純に水を 経口で十分に補うと
治ってしまうことが多いです◎
お茶やコーヒー、スープは
カフェインや塩分もあるので、
水分補給という意味では役割不足!
利尿作用で身体の中が乾燥しやすくなります
常温水や白湯が唯一「うるおい」を与える飲み物
くらいのつもりで飲みましょう♪
1日に必要な水分は、1.5〜2リットルともいわれます
「お酒やコーヒーを飲んだら、その2倍の水を飲みましょう」という話もありますので(笑)
好きな人ほど、水分補給は心がけないと
足りていない人がほとんどです!
うちは とりあえずBRITAを活用♪
入れておけば子供も勝手に飲めるし
今はこれで満足しています◎
1日に1.5リットル以上飲みたいと思っても
コップで飲むと いまいち量を把握できず、
結局あまり飲まなかった…てことになるので、
ワーママ時代に使っていたコチラのBRITAも活用↓
これ自体にフィルターもついているので
出先で水を入れるだけでも使えます!
でもフィルターの管理も面倒なので (笑)
家で使うときはBRITAのポッドから入れた水を
水筒代わりに入れて使用◎
600ml入るので これで2〜3回飲み干せばOK
という 分量の目安にもなります♪
PC作業の時もこぼす心配が少ないので
家でも活用してます♡
スキンケアで潤い
お風呂上がりや家事をした後、
スキンケアをしないと肌が乾燥してくる感じがしますよね
この時にお金をかけずに誰でもできる工夫は
なるべく早くケアすること!
何なら1秒以内が良い…… というか
濡れてる水分をタオルで拭かずにそのまま
スキンケアをスタートするレベルで
スピード勝負!!
実際に、朝の洗顔でもお風呂上がりでも
顔は ほとんど拭いてません…
アゴに垂れてきた水を軽く押さえるくらいで
すぐ化粧水を手に取ります
しっかりと肌に優しく水分を入れた後
(化粧水後)
クリームなどの油分で蓋をするまでが
スキンケアの基本◎
妊婦の時は 無印良品で売っている
ポンプ式のホホバオイルを浴室に置いておき、
ぬれたの肌にそのまま塗ってから(ボディケア)
タオルでポンポンと水分を取って
妊娠線の予防ケアは終了でした (笑)
お風呂でも洗顔でも
肌に入った水分まで活かして 逃さない!
これは本当にお金をかけずに誰でも出来ます◎
手荒れで悩んでいる方も
すぐ保湿!とにかく こまめに!間髪入れずに即保湿!…です(笑)
化粧水はそれぞれの肌質もあるので
一概に言えませんが、
成分がきちんとしたもの を選んで
しっかり肌の保湿をしていきましょう!
「子供が肌荒れしたり乾燥してたらつけてあげる」
「つけられるような成分のスキンケア」
という基準で私は選んでいるかもしれません
そういう成分であれば、
顔を保湿したついでに 唇も一緒に保湿したり
手の甲や 首にも伸ばして
「ながら保湿」がしっかりできるので
結果的に全身をケアすることにつながります◎
美白信仰より【バランス重視】
日本にいると 色白であることが正義
みたいな感覚になりますが、
14〜24歳の間に何度もオーストラリアに行き
ホームステイしたことで
「色白 美白信仰」は私の中から無くなりました
そもそも白くなりたいって
欧米ヨーロッパの白人への憧れや、
コスメ業界のマーケティングからくるのかな と思うのですが、
その人らしく健康的であることが
一番良いし 自然な美しさだと思います♪
身体の内側外側からきちんと水分が保たれて、
肌の負担にならないような紫外線カットをする
私は これを大切にするようにしています!
ビーチやリゾート地で
長袖 長ズボン、サングラスにサンバイザー
加えて日傘まで…全身フルガード!
これって少し違和感を感じませんか?
楽しいバケーションになってるのかな?と…
肌はきちんと守った上で、太陽の下を楽しむ方が
私には合っています♪
(浴びすぎないように調整はします♡)
ただ、紫外線アレルギーの人もいますし
肌が非常に敏感で弱い方もいるので
一概にはいえませんし、
そういう方がいることも知っているのと
知らないのでは大きな差があります
また、オーストラリアで幼稚園の手伝いをしていた時
びっくりしたのは、外遊びをする前
ポンプ式の日焼けどめを園児が自分で塗っていたこと!
オーストラリアは皮膚ガンになる人が非常に多いので それが理由ではあるのですが、
帽子や日焼けどめできちんと肌を守ること
これは小さい子にもきちんと伝えられていました
肌を白く保つのも人それぞれの価値観ではありますが、そこに執着しすぎると
太陽の下を楽しめなくなる気がします…
肌を守るという目的は果たしつつ、
ビタミンDやセロトニンの生成といった
陽の光のパワーは活用する!
そういった バランスが大切ですね♪
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