会社員や学生をしていると
ルールの中で生きることになるので
「同じことができる」ことが
ベースとして求められます
もちろん社会の中を生きていく上で
必要なスキルですから
学生時代に身に着ける方が
生きやすいわけですが、
その中で
「人と違う」「意見が違う」ことが
マイナス要素であるかのように
扱われがちな側面もあります
今回は
違いを知り、認めてこそ
チームや人間関係を築きやすく
ストレスを減らして生きられるんじゃないかな
ということを
経験談を交えながらまとめました
「違い」はあって当たり前のもの
同じ人間は1人としていない
この事実に異論を唱える方はいないと思いますが、
なぜか相手に
「自分と同じ考え」
「普通はこうでしょ!」という
同調を求めがちです
(求められた経験がある方もきっと多いはず)
なので、実の親子でも
子供(孫)の教育方針で揉めたり、
「普通こういう時には謝るでしょ」なんて感じで
自分と同じ「正義」を相手に求めてしまうことが
起こりがちです
もちろんチームとして同じ方向を向いて
一緒に頑張りたい時もありますので、
「伝え方」についての記事も参考にしてみてください↓
自分と「同じ」を求める人がいる一方で、
「人と違うこと」が正しく、
同じことが【悪】かのように
振りかざすタイプの人もいます
「自分が正しい」という主張のし合いは
消耗戦ですし、
考えが交わることもありません
相手は変えられないので
・違う考えの人はいる
・どちらが正しいということはない
・分かり合えなくても大丈夫
ただお互いの考えを否定するのではなく
尊重し合おう
↑これを自分の中できちんと
腹落ちして理解する
ここがスタートになります
その「違い」はアプローチの違い
「違い」と表現していますが
分解していくと
・事象に対しての見方・捉え方
・作業に対しての取り組み方の違い
↑以上のような
アプローチの違いと言えるのではないか
と思います
うちの子供が
公園で散歩中の犬を見かけた時のこと、
下の子は
「あー!可愛いワンちゃんだぁ♡」と
大声で感じるままに叫ぶタイプ
一方で上の子は 顔に出さないけど
「さっきのワンちゃん可愛かったね!」
と見えなくなってから報告するタイプ
同じく「可愛い」と思っていても
感情の表現方法が違います
すぐに謝れる子と
なかなか謝れない子がいるのも同じですね
【すぐ謝った方が許して貰いやすい】
という事実はありますが、
なかなか謝れない子が
申し訳ないと思っていないのかというと
そうとも言えません
むしろそっちの子の方が
深く色々なことを考えて
「謝りたい」と感じている可能性もあります
いかに自分の感じた「違い」
だけで判断してしまうことが
危険か、少しわかった気がします
「違い」は違いとして
そのまま認めてしまう
この方法は相手に変化を求めず
自分の捉え方を変えるだけで出来るので
「相手と違うこと」に苦しめられている人は
ぜひチャレンジしてみてください
「違い」は活かしてこそ
会社員時代の話ですが
私が店長になりたての頃、
お客様への対応を直してほしいスタッフに
それを直接伝えたところ
「責められた!」と明らかに態度が硬化しました
言い方を優しくしても反応は同じで、
どうしたものかと悩みました
これを解決したのは
アプローチをまるで変えること
具体的にいうと
朝礼を使って
「こういう事例が他店であったので
自店でも気をつけていきましょう」
というような かたちで
個人宛でなく
全体に向けて発信することに変更しました
アプローチを変えたということです
目的は同じで
その子に伝わることでしたが、
「個人責めをされている」と
勘違いされる事が
上手くいかない原因と特定できたので
こちらのアプローチを変えました
結果は大成功で!
言いたいことがきちんと伝わり
仕事を頑張ってくれるようになりました
私もこれをきっかけに
相手によってアプローチを変える
違いを受け入れる ことの
重要性を実感し、スタッフの
違いや得意の把握から始めました
・この子は作業が得意だな
・覚えるのが苦手そうだから 簡単なことから教えよう
・どんどん任せた方が モチベーションを維持できるな など…
相手を理解しようと努めて
合わせられる所は 向こうのペースに合わせたり
アプローチを変えることで
驚くほど仕事がしやすくなり、
頼ってもらえることも増えました
相入れない「違い」もありますが
お互いがその考えや違いを尊重できれば
争いになることは無いはずです
皆が同じように仲良くなる必要はありませんが
「そういう考え方もあるんだ」と
自分との間に境界線を引き
相手も自分も尊重する対応をする
親子や兄弟でも違うのですから、
会社や学校の人間関係は
違って当然!
くらいの心持ちでいきましょう♡
結果的に
自分も生きやすくなり
大切にしたいと思える人が周りにあふれ、
難しい人とも自分なりの方法で
上手に付き合えるようになりますよ♡
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