以前、無添加・健康食生活のスタートには
調味料から取り入れると良い!
という記事を書かせてもらいました
無添加の食材=高い という
イメージがありますよね
実際そうであることが多いと思うのですが
無添加を謳っていない食品を
買うことが多い現状では
選ぶポイントを気をつけたり、
「落とす」方にフォーカスして取り入れるのが
続けるコツだと思います
今回はこちらの本を参考に↓
家庭で出番の多い野菜
(根菜以外)に絞って
残留農薬を落とすための
下ごしらえ・下処理の仕方を
まとめました!
本には具体的に数値も載っていて
こうしたら、こうなった!という
理科の実験みたいな
テスト結果も書かれています
記事を読んで
もっと具体的に知りたくなった方は
本を実際に見てみてくださいね◎
(中古本でも結構出回ってそうでした!)
また、今回紹介している野菜以外にも
肉類・加工品類・更に多くの野菜について
細かくまとめられています!
【取り除きたい物】の正体
今回まとめる「野菜」に関して
取り除きたい物の正体はなんでしょうか
大きく言えばこの2つかと思います
- 残留農薬(殺虫剤・除草剤・殺菌剤)
- 硝酸塩(化学肥料過使用による残留)
スーパーに並んでいる
形も大きさも揃っているキレイな野菜…
こうなるためには
様々な農薬が使われていることは
想像に難くないと思います
とくにハウス栽培の野菜は
紫外線による農薬の分解性が悪いので
その残留に不安があります
- 野菜の表面に残留=水に溶ける農薬(殺菌剤に多い)
- 野菜の表面より下層(=クチクラ層)に溶け込む=油に溶ける農薬(殺虫剤に多い)
では硝酸塩の不安は何かというと、
唾液や、常温保存、加熱によって
亜硝酸塩に変化し
体内に入って発がん性物質になる
ということです
(体内で、魚介類に多い成分であるジアミン類と反応すると、ニトロソアミンという発がん性物質になる)
硝酸塩は水に溶けやすいため
野菜全体に残留していると考えられます
しかし、
これらは下ごしらえで減らせます!
ここからは野菜ごとに
具体的な下ごしらえを紹介していきます
キャベツ・レタス・白菜
とにかく 外側の葉をむく!
これだけで 大きく不安は減る◎
多くの方が既にしているのではないでしょうか?
私もなんだか一安心しました(笑)
✔️生で食べる場合…
切ってから 水にさらす
これで切り口から硝酸塩があっても
溶け出して、減らす効果がある!
✔️加熱して食べる時(より安心したいなら)…
葉を30秒茹でこぼししてから使う
残留量が少ない部分なので
30秒で充分のようです◎
✔️サニーレタス…
しっかりと洗えば外側の葉を捨てる必要なし
(↑私的にびっくり情報でした)
普通のレタスより害虫に強く
農薬をあまり使わない野菜です◎
洗い方としては
流水に5分つけて、その後5回ほどふり洗い
*流水にすることで溶け出した農薬の再付着を防ぎます
これで農薬やダイオキシンは除かれます
また、サニーレタスや白菜は
硝酸塩の不安は少ないとのことで
またもや びっくり…
個人的にサニーレタス大好きなので
もっとサニーレタスを選んで買おうと
思っちゃいました♪
ほうれん草
なんとなく気をつけないといけない
野菜の代表と思っていた
ほうれん草 だったのですが、
やはり残留農薬・硝酸塩ともに多く
要注意の野菜 だそうです…
①【洗う】
サニーレタスと同様(流水5分+5回ふり洗い)
②【茹でこぼし】
約2cmに切り、沸騰したお湯に30〜60秒
冷水→流水につけてアクをとり搾る
*搾ることで硝酸塩などが搾り出されます
慣れてしまえば
なんて事ないと思いますが…
ほうれん草使うの控えようかなと
思うくらい
工程をまとめながら「大変だ」
と思ってしまった(苦笑)
でも、対策しないと除けないくらい
残留しやすいと知れたことが
大きいと思いました!
また、小松菜もほうれん草 同様に
注意が必要な野菜ということで
同じように洗い、
1分間の茹でこぼしが有効
ナス
切ったら水につけてアク抜きをする
この工程で クチクラ層に残る
農薬やダイオキシンを減らしてくれます
① 流水で30秒 こすり洗い
②切ったらすぐに水につけてアク抜き
*水が黒ずんでくるまでさらす&薄切りにするほど除去力は増す
キュウリ
きゅうりのイボを取ってから
板ずりすることで表面だけでなく
表皮下に染み込んでいた殺虫剤も
しみ出させることが できます!
① 流水でよく こすり洗い
②まな板にのせて塩をふり、両手で軽く転がす
③再度 流水で洗って塩を落とす
ピーマン
✔️ 千切りにして茹でこぼすのが安心
✔️ 肉詰めに使いたい時は、 半分に切り
サッと茹でこぼしてから使用する
① 流水でしっかり こすり洗い
② 千切りにし、沸騰したお湯で30秒
その後冷水で冷ます
ピーマンはハウス/トンネル栽培が多いため
農薬も多くなりがちです
茹でこぼしは
クチクラ層に残る農薬の除去に
有効なため
ひと手間が必要ということですね
まとめ
残留農薬に不安があることに対して
下ごしらえでかなり除去できる と
知れたことは嬉しい一方で、
忙しい身としては
そこまで下ごしらえしなきゃなのかぁ…
と思うところもあり(苦笑)
複雑な心境になった方も
いらっしゃるのでは無いでしょうか
今回記事をまとめるに当たって
本を再度読みこんで 実感したのは、
ある程度のコツは共通しているということ
基本は 洗うことですし、
下層部に染み込んだものを除去したければ
水にさらすor1分以内の茹でこぼしが有効
(そう思うと水の力は偉大ですね…)
あとは本当に野菜によりけりで
多少やり方が変わってくる!
この辺りがざっくりと押さえられただけでも
かなりの収穫だと思いました◎
あとはサニーレタスのような
嬉しい気づきもあったりして、
知ることの大切さ を実感しました
本には出てきませんでしたが、
ホタテの貝殻パウダーやクレイで
野菜を洗うことは
私も数年前から取り入れています♪
なので、
こうしなきゃいけない!という
強迫観念からくる 完璧主義ではなく
こうしたらもっと良くなりそう!
これを取り入れてみよう!といった
今より一歩良くなることを目指す 最善主義
でいる 姿勢が望ましいと思います♡
理想ばかりで
追いつけない自分に
疲れてしまわないように、
自分に必要なものを
現実的に取り入れることで
今よりも一歩進んだ
より良い未来・生活への投資が
できると良いですよね!
実際、農薬や食品添加物がもたらす
影響を完全に無視することは
難しいと私は思います
また、自分は良くても
子どもにはできるだけ
健康的な身体で大人になって欲しいと
思うのが親の常だとも思います
お金を使わなくても工夫次第で
より良い食材に変わるのであれば
これも一つの方法ですよね◎
自分がどうしていきたいか
どういう未来にしていきたいか
健康を考えるきっかけにしてもらえると
嬉しいです♪
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